元・ヴァナ・ディール物見遊山

FF11で遊んでた記憶の保管庫とかTwitterのツィートとか

老人力全開

今日は昨日から子供と一緒に帰省している嫁はんの誕生日。加えてお盆ぐらい実家へ顔を出さないわけにはいかんというわけで、綾上の山の中まで行って参りました。しかし到着してみると、親戚で溢れているはずの家の様子がおかしい。聞いてみると今朝から水洗トイレが突然流れなくなり、その復旧作業におおわらわとのこと。隣町のホームセンターまで「スッポン」を買いに走って詰まりを取り除こうとするも全く状況は改善されず、業を煮やした家長の義父(70over)が浄化槽のフタをめくったところ、一番最後の槽が水でまけまけになっていることが判明しました。その水をホースで抜いてみると、なんと排水溝が土で埋まっているではありませんか。どうやら浄化槽のシーリングが腐食し、そこからこぼれ落ちて徐々に溜まった土砂が水の出口を塞いでしまったようです。この家に通常住んでいるのは嫁はんの親夫婦2人なので、普段使う水の量はたかが知れています。しかし、このお盆にどっと人がやってきたため、土砂に埋まった排水口は一気にその許容量をオーバー。この状況に陥ったと思われます。「うわーこりゃ大変だ。お盆中に修理業者はきてくれるかしら」などと帰省組が心配していると、突然義父がこうのたまいました。「直すで」な、なんですと!? 「浄化槽は業者にやってもろたけど、排水部分はワシがやったけん大丈夫」と義父はこともなげに言うと「たしかこの辺」と言いながら地面を掘り出しました。その後帰省していた義父の弟(同じく(70over)も加わり、裏庭は突然工事現場に変貌。そして穴はあれよあれよという間に深くなり、排水口から繋がるパイプが顔を出しました(費やした時間は約2-3時間、穴の大きさは深さ2m、幅80cm、長さ4mぐらい。上には木が2本も生えていましたが、義父がチェーンソーでぶった切って根こそぎ抜いていまいました)。そしてそのパイプを根本から切断し、新しいパイプにつなぎ直して、まさかの当日復旧完了。あまりも見事な手際に唖然として、ほとんど手伝うヒマもありませんでした。この人には一生勝てそうにありません。でもパイプ埋め戻しの時に手伝って、手に出来た豆は私だけの勲章(ぉぃ