元・ヴァナ・ディール物見遊山

FF11で遊んでた記憶の保管庫とかTwitterのツィートとか

F値の威力

最近手伝いでやってるカメラマンまがいの仕事。簡単に引き受けちゃったのですが、これがかなり難易度が高い。撮影場所が暗い上に対象物が人間、さらに一発勝負で撮り直しが効かないという三重苦。普段やってるお店の取材では、店舗や商品など動かない物が大半、当然撮り直しもできるので条件は雲泥の差です。
そして事件が起こったのは先週のこと。突然大半の写真が後ピンになったり、露出がオーバーになったりアンダーになったりと散々でした。で、これはいかんと開いてみたのは「取説」。そうです。私も仕事の依頼主も、今の今まで取説を読んでなかったのでした。ダメじゃーん。そして後ピンになってたのは、ピント合わせの設定が「いつの間にか変わっていた(ぉぃ」、露出の件は「スピードライトとカメラをきちんとシンクロさせてなかった」ことが判明。よくこんなんで半年も仕事をやってきたもんです(笑)。いや笑い事ではないんですが。
問題点が解決したところで、依頼主が「明るいレンズでいい写真が撮れるなら買う」と言い出したので、実際に店頭で試させてもらうことにしました。対象レンズはタムロンA16。17-50mmという広角よりのレンズですが、F値は2.8。しかもズームしても2.8を保つという優れ物です。店頭で試した感想は「こんなに明るく色鮮やかな写真が撮れるのか」。F値が低いレンズは価格以上の働きをするとは聞いていましたが、見ると聞くとでは大違いですなぁ。さらにこのスペックで実勢価格は3万円台とお手頃。で、即断して買ってもらったわけですが、本日最初の仕事でもそのパワーを遺憾なく発揮してくれました。すげーぜ明るいレンズ。(取説読まないヤツが偉そうに、と言われればその通りですスンマヘン)