元・ヴァナ・ディール物見遊山

FF11で遊んでた記憶の保管庫とかTwitterのツィートとか

苦手品目

個人的には名古屋風が一番好き

今日は再び旧三野町方面の取材。そのうちの1軒が「ところてん」のお店だったのですが、私はこれがどうも苦手なのです。香川ではお馴染みのカラシ酢醤油・京風の黒蜜共にだめ。食べ物屋さんの原稿を書く際、本当に「おいしい」と思って書くのとそうでないのとでは、内容に雲泥の差が出てしまいます。これはプロとして失格なんですけどねぇ。
そして本日。撮影を終えたところてんを「せっかくだからどうぞ」と勧められました。ここで断るのも失礼なので、覚悟を決めてひと口食べると、これがなんとウマイ。以前食べたものは「生臭い」という印象が強かったのですが、ここのところてんにはそれが全くありません。適度のコシとツルツルした喉ごしであっという間にひと皿完食。聞けば材料の天草を真冬の冷水で洗い、天日に晒して乾燥させることでこの味が出せるのだとか。上質のものに出会って、苦手な食べ物がまたひとつ減った瞬間でした。ちなみに黒蜜、さらに黒蜜に酢醤油・ゴマという一見アリエナイ組合せの名古屋風も激ウマでした。涼しい風が吹き抜ける木陰で食べるところてんは格別です。お店は71番札所・弥谷寺の表参道にある「俳句茶屋」です。