eMacに隠された不具合

知り合いからeMacを預かりました。依頼はメモリの増設とOSのインストールし直し。まずは現状の確認をしようと、起動してシステムプロフィールを開きました。ここでいきなりフリーズ。その後数回のフリーズを乗り越え、やっとハードの状況を確認。この時点では「うわー、OSかなりやられとるなー、これから入れ直すし良い機会や」ぐらいにしか思っていませんでした。
OSのDVDから立ち上げ、システムを再インストール。とりあえず「現在のシステムをアーカイブ」しているところだけ使おうという算段でした。そしてインストールが終了、最初の設定画面が出たところでなんとフリーズ。通常ではここでフリーズすることはあり得ません。かなりヤバイ臭いがしてきたのですが「そうか前のシステムを引き継いだのがいけなかったんだな。クリーンインストールで治るだろう」と思いました、この時点では。
そしてフリーズの波を乗り越え、なんとかhomeフォルダを確保。なんせドックへカーソルを持って行っただけでフリーズするので手に負えません。DVDから立ち上げて、HDを初期化した後OSを入れ直しました。そして起動。ん？　なんだこりゃ？　画面が一部モザイクみたいになってるし。しかもフリーズしとるし！　その後メモリを指しなおしたり、PRAMをクリアしたり、HDユーティリティでチェックしたり、インストールするOSのバージョンを変えてみたりしたのですが、結果は同じでした。途方に暮れてネットを検索してたらこんなのを発見。
eMac のビデオと電源に関するリペアエクステンションプログラム
基盤の一部に不具合があって、コンデンサから液が漏れてたりするらしい。シリアルを調べてみたら、まさにこれに該当するリコール機種でした。しかもこのプログラム、この6月で終了してるし(気づくの遅。明日電話してみる予定ですが、果たして直してもらえるのでしょうか？
追伸・今裏蓋開けて確認したら、もろにコンデンサの頭から液漏れしてるんですけど(^^ゞ